研修医の皆様へ

2017年度から整形外科専門研修を始め所定の単位を取得すると、従来と同様に日本整形外科学会の専門医を取得できます。研修内容は日本専門医機構が定めた基準を完全に満たすもので、3年9ヶ月の研修を行い、研修3年目の1月に専門医認定試験を受けます。研修期間中は、大学病院と関連病院を効率良くローテーションして、決められた単位を取得します。研修病院のローテーションは、複数の組み合わせの中から選択することができますので、各人のライフプランに合った研修が可能です。詳細は以下のプログラムを参照して下さい。

獨協医科大学病院整形外科専門医養成プログラム

1. 獨協医科大学病院整形外科専門医養成プログラムの理念と使命

 整形外科は運動器の疾患や外傷を治療する診療科です。運動器とは脊椎と四肢からなり、移動、整容、食事摂取など人間生活の基本から、更にはスポーツや芸術活動などを支える大切なインフラであります。これらが障害されると生活の質 (Quality of life: QOL)が大きく損なわれ、人間らしい暮らしを送ることが難しくなります。国民生活基礎調査では日本人が訴える症状の上位には男女ともに、「腰痛」、「肩こり」、「関節痛」の三大症状が含まれ、いかに整形外科を必要としている患者さんが多いかがわかります。また、運動器は加齢とともに老化の影響を受けて障害されますので、社会の高齢化に伴い、整形外科を受診される運動器疾患の患者さんは毎年増加の一途を辿っています。

 このような背景から獨協医科大学病院整形外科での専門医養成においては、国民の皆様に質の高い運動器医療を提供することを理念とします。そして高度な診断力・治療力を備えた「治せる整形外科医師の育成」が本研修プログラムの使命です。

2. 獨協医科大学病院整形外科専門医養成プログラムの成果

 獨協医科大学病院整形外科専門医養成プログラムを修了した専攻医は、運動器に関する科学的知識のみならず高い社会的倫理観を備え、進歩する新しい医学を自ら習得出来るような態度が身についた整形外科専門医になることが出来ます。

3. 獨協医科大学病院整形外科専門医養成プログラムの特徴と目標

 獨協医科大学整形外科学教室は 1973 年に開講しました。初代星野孝教授、二代早乙女紘一教授、三代野原裕教授、と続き、2014 年 4 月からは種市洋教授が教室を主催しています。

 現在、獨協医科大学病院整形外科では、脊椎外科、関節外科、スポーツ整形外科、手外科・マイクロサージェリーの4つの診療グループにわかれ幅広く運動器疾患の診療を行っています。脊椎外科では、治療の難しい脊柱変形の患者さんを全国から受け入れ、治療に取り組んでいます。その対象は乳幼児から高齢者の全ての年齢層に及びます。もちろん、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、靭帯骨化症などの一般的な脊椎手術のすべてに対応しています。

また、関節外科は変形性関節症に対する人工関節、各種骨切り術、スポーツ整形外科は膝の靭帯損傷や半月板損傷、肩関節や肘のスポーツ障害の手術治療を多く手がけています。ドクターヘリを擁する獨協医科大学病院では外傷患者の受け入れも多く、切断四肢(指)や手の重度外傷に対する手外科の専門的治療や脊椎脊髄損傷の診療実績も豊富です。連携施設は、それぞれに特色を持った施設があり、機能的なローテーションにより、地域医療から最先端の臨床・研究までを学ぶことが出来ます。

 「治せる整形外科医の育成」を使命とする獨協医科大学病院整形外科は、専攻医の皆様が個々の能力を最大限に発揮でき、自立した整形外科医になるための研修を目標とします。

4.研修方法

4.1基本方針

 獨協医科大学病院整形外科および連携施設群において行う研修は、整形外科専門研修プログラム整備基準付属解説資料3「整形外科専門研修カリキュラム」に沿って行います。また、習得すべき専門知識・専門技能の年次毎の到達目標は、整形外科専門研修プログラム整備基準付属解説資料1「専門知識習得の年次毎の到達目標」、資料 2「専門技能習得の年次毎の到達目標」を参照して下さい。

 研修実績の記録と評価には、日本整形外科学会整形外科専門医管理システムを用います。専攻医は、各研修領域終了時および研修施設移動時に日本整形外科学会が作成したカリキュラム成績表の自己評価欄に行動目標毎の自己評価を行います。また指導医評価表で指導体制、研修環境に対する評価を行います。

 指導医は、専攻医が行動目標の自己評価を終えた後に、カリキュラム成績表の指導医評価欄に専攻医の行動目標の達成度を評価します。また、指導医は抄読会や勉強会、カンファランスの際に専攻医に対して教育的な建設的フィードバックを行います。

 研修実績と評価をもとに、専門研修最終年度の 3 月に研修プログラム管理委員会において、専門研修修了判定を行います。判定基準は【4.6 修了要件】に定めるとおりです。

 このプログラムおよび専門研修プログラム管理委員会はサイトビジットを含む第3者の評価・指導を受けます。その際に研修プログラム統括責任者、研修連携施設指導管理責任者、指導医ならびに専攻医は真摯に対応します。

4.2研修計画

 整形外科医として習得すべき知識・技能は、新生児から高齢者まで全ての年齢層の運動器疾患に関するものであり、その内容は多様です。この多様な疾患に対する専門技能を研修するために、整形外科専門研修は 1 ヶ月の研修を 1単位とする単位制をとり、全カリキュラムを脊椎、上肢・手、下肢、外傷、リウマチ、リハビリテーション、スポーツ、地域医療、小児、腫瘍の 10 の研修領域に分割し、専攻医が基幹病院および連携病院をローテンションすることで、それぞれの領域で定められた修得単位数以上を修得し、3 年 9 ヵ月間で 45 単位を修得するプロセスで研修します。

①専門知識の習得計画

 本研修プログラムでは、専門知識を整形外科専門研修プログラム整備基準付属解説資料 3「整形外科専門研修カリキュラム」に沿って研修し、知識能習得状況を 6 ヵ月毎に評価します(自己評価および指導医評価)。専門研修プログラム管理委員会による専攻医面接を年 1 回行い、知識習得に関する目標設定・取得単位調整・指導を行います。

 獨協医科大学病院では毎週水曜日午後に各種疾患の専門知識に関して、各領域の担当指導医(招聘された外部講師を含む)が1時間の卒後研修セミナー(獨協オルソペディックセミナー:DOS)を行います。

②専門技能の習得計画

 本研修プログラムでは、専門技能を整形外科専門研修プログラム整備基準付属解説資料 3「整形外科専門研修カリキュラム」に沿って研修し、知識能習得状況を 6 ヵ月毎に評価します(自己評価および指導医評価)。専門研修プログラム管理委員会による専攻医面接を年 1 回行い、知識習得に関する目標設定・取得単位調整・指導を行います。

③経験目標(経験すべき疾患・病態、診察・検査、手術・処置)

 整形外科専門研修プログラム整備基準付属解説資料3「整形外科専門研修カリキュラム」に明示された症例数以上を、獨協医科大学病院および連携施設で経験することが出来ます。

④プログラム全体と連携施設における症例カンファレンス

 基幹施設および全ての連携施設において、毎週、症例カンファレンスを行います。また、必要に応じて救命救急センター・放射線科など関連診療科との症例検討を行います。さらに、専攻医の基本的な知識・技能習得のため、獨協医科大学と連携施設の指導医が講師となりセミナーを開催します(獨協医大研修セミナー)。

⑤リサーチマインドの涵養および学術活動に関する研修計画

 専攻医が臨床的な疑問点を見出して解明しようとする意欲を持ち、回答を導き出し論理的にまとめる能力を習得するために、学会発表を年1回以上、論文執筆を研修期間中に1編以上行えるように指導します。前述の獨協医大研修セミナーに併設した専攻医の研究発表の機会を年 1 回設けます。専門研修プログラム管理委員会は全専攻医の学会発表数および論文執筆数を年 1 回集計し、面接時に指導します。

 獨協医科大学病院整形外科が主催する整形外科教育研修(獨整会:年2回)に参加することにより、他大学整形外科および関連診療科教授等からの最新知識の講演を聴くことが出来ます。

⑥基本的診療能力の研修計画(医療倫理、医療安全、院内感染対策等)

 整形外科専門医としては、専門的知識・技能のみならず医師としての基本的診療能力の早期獲得が必要です。このために、獨協医科大学病院および各研修施設の医療倫理・医療安全講習会や、日本整形外科学会学術集会での関連する教育研修講演に参加します。その参加状況を年 1 回専門研修プログラム管理委員会に報告します。

⑦地域医療の研修計画(病診・病病連携、地域包括ケア、在宅医療など)

 本プログラムの研修施設群は地域医療研修病院を含み、そこで3ヵ月以上勤務し整形外科専門研修カリキュラムにある地域医療の項目を学びます。それには、地域の医療資源、救急体制、病診連携、在宅医療、ケア専門施設に関する事項が含まれます。

⑧サブスペシャリティ領域との連続性について

 整形外科専門医のサブスペシャルティ領域として、日本脊椎脊髄病学会専門医、日本リウマチ医学会専門医、日本手外科学会専門医があります。本プログラムの獨協医科大学病院および連携施設にはこれらサブスペシャルティ領域の研修施設が複数施設ずつ含まれているので、整形外科専門研修期間からこれらのサブスペシャルティ領域の研修を行うことができます。

4.3研修およびプログラムの評価計画

①専攻医の評価時期と方法

 専攻医および指導医は研修記録による研修実績評価を6ヵ月に1回行い(9月と3月)、専門研修プログラム管理委員会に提出します。さらに、専攻医は研修プログラムの取得単位、学会発表・論文執筆数、教育研修講演受講状況を年度末に専門研修プログラム管理委員会に提出し、専門研修プログラム管理委員会で評価します。また、他職種も含めた獨協医科大学病院および各研修施設での研修評価(態度も含めた総評)を各施設での研修終了時に行います。 上記の総評を専門研修プログラム管理委員会で年 1 回年度末に評価します。

②専門研修プログラム管理委員会の運用計画

 基幹施設である獨協医科大学病院においては、指導管理責任者(プログラム統括責任者を兼務)および指導医の協力により、また専門研修連携施設においては指導管理責任者および指導医の協力により専攻医の評価体制を整備します。専門研修プログラムの管理には日本整形外科学会が作成した指導医評価表や専攻医評価表などを用いた双方向の評価システムにより、互いにフィードバックすることから研修プログラムの改善を行います。上記目的達成のために獨協医科大学整形外科に専門研修プログラムと専攻医を統括的に管理する整形外科専門研修プログラム管理委員会を置き、年に一度開催します。

③プログラムとしての FD (Faculty Development)の計画

 指導医は整形外科専門研修プログラム整備基準付属解説資料 12「整形外科指導医マニュアル」(日本整形外科学会ホームページ参照)に従って専攻医を指導します。

 指導医の指導技能向上のための獨協医大研修セミナーを専門研修プログラム管理委員会が企画・開催します。厚生労働省および日本整形外科学会主催の指導医講習会へ参加し、その参加状況を年 1 回専門研修プログラム管理委員会に報告します。

④専門研修プログラムの改善方法

 専門研修プログラム管理委員会で年一回(毎年 1 月・獨協医大研修セミナーと同時開催)検討し、必要に応じてプログラム改訂を行います。

4.4専攻医の就業環境の整備機能

 専攻医の勤務条件については労働基準法を遵守し、各施設の労使協定に従います。専門研修プログラム管理委員会は専攻医に対するアンケートや面接により専攻医指導施設の就業環境を調査します。それには、労働時間、当直回数、給与など労働条件の内容が含まれ、改善が必要であると判断した場合は当該施設の施設長、専門研修指導責任者に文書で通達・指導します。

4.5研修の休止、中断、プログラムの移動、プログラム外研修の条件

 傷病、妊娠出産、育児、その他やむを得ない理由がある場合の休止期間は合計 6 ヶ月間以内とします。限度を超えたときは、原則として少なくとも不足期間分を追加履修することとなります。疾病の場合は診断書、妊娠・出産の場合はそれを証明するものの添付が必要です。留学、診療実績のない大学院の期間は研修期間に組み入れることはできません。また研修の休止期間が 6 ヶ月を超えた場合には、専門医取得のための専門医試験受験が 1 年間遅れる場合もあります。専門研修プログラムの移動に際しては、移動前・後のプログラム統括責任者及び整形外科領域の研修委員会の同意が必要です。

4.6修了要件

  1. 各修得すべき領域分野に求められている必要単位を全て満たしていること。
  2. 行動目標のすべての必修項目について目標を達成していること。
  3. 臨床医として十分な適性が備わっていること。
  4. 研修期間中に日本整形外科学会が主催又は認定する教育研修会を受講し、所定の手続により 30 単位を修得していること。
  5. 1 回以上の学会発表、また筆頭著者として 1 編以上の論文があること。

以上(1)〜(5)の修了認定基準をもとに、専攻研修 4 年目の 12 月に専門研修プログラム管理委員会において修了判定を行います。

5. 研修スケジュール、研修ローテーション、専門研修施設

【獨協医科大学整形外科週間予定(共通)】

術前カンファ

術後カンファ

教授回診

運動器外傷セミナー
(第1土曜日)
午後

獨協オルソペディックセミナー(DOS)

抄読会

リサーチカンファ

学会予演会

医局連絡会

【獨協医科大学整形外科週間予定(診療班ごと)】
脊柱班 午前 教授外来 手術 病棟 手術 病棟 外来
午後 検査

手術

カンファ

検査 手術 検査

関節班

スポーツ整形班

午前 手術 病棟 手術 外来 病棟 外来
午後

手術

カンファ

検査 病棟 検査 病棟
手外科・マイクロサージェリー班 午前 病棟 外来 病棟 病棟 手術 外来
午後

手術

カンファ

病棟 検査 検査 手術

 本プログラムの連携施設は 10 施設(獨協医科大学越谷病院、獨協医科大学日光医療センター、上都賀総合病院、菅間記念病院、御殿山病院、東埼玉総合病院、えにわ病院、済生会宇都宮、静岡県立静岡がんセンター、座間総合病院)です。このうち獨協医科大学日光医療センター、上都賀総合病院、菅間記念病院、済生会宇都宮、東埼玉総合病院、座間総合病院はそれぞれ地域医療の拠点であり、多数の一般整形外科的疾患と外傷に対する手術および保存治療を習得することができます。また、特化した領域の高度な医療を提供している施設として、脊椎外科センターを併設し多くの高度な脊椎外科手術を実施している御殿山病院、日本トップクラスの人工関節手術症例を有するえにわ病院、がんセンターにおいて骨軟部腫瘍の専門的な治療を実施している静岡県立静岡がんセンターでは、専門領域における密度の高い研修を効率よく行うことができます。さらに本プログラムでは、基幹施設以外に大学病院(獨協医大越谷病院)を連携施設としているため、大学病院ならではの高度で先進的な医療を幅広く研修することが可能です。また、他県にある連携施設とは長年にわたって人事交流があります。本プログラムとは別の地域における整形外科診療や病病連携、病診連携を経験することを目標に、他県での研修も行います。

施設名称

新患数 (2016)

手術数(2016)

脊椎 上肢 下肢 外傷 リウマチ スポーツ 小児 腫瘍
獨協医科大学病院 2497 288 91 171 149 23 38 30 50 840
獨協医科大学日光医療センター 2222 53 201 38 173 3 44 2 13 527
上都賀総合病院 3143 94 93 102 231 2 22 3 7 554
菅間記念病院 2291 43 59 41 140 0 4 0 15 302
御殿山病院 2623 174 17 12 48 0 0 0 1 252
獨協医大越谷病院 5567 274 59 325 151 16 37 41 20 923
東埼玉総合病院 2753 166 92 86 269 4 6 3 4 630
えにわ病院 5739 721 374 1230 128 0 0 0 0 2453
済生会宇都宮病院 2744 188 242 291 380 7 15 1 25 1149
座間総合病院 2858 93 32 23 123 0 0 0 0 271
静岡県立静岡がんセンター 908 0 0 0 5 0 0 0 238 243

【獨協医科大学整形外科専門研修プログラム・専攻医ローテーション表】

① 研修病院と指導可能な研修領域
施設名称

指導可能な研修領域

a

脊椎

b

上肢手

c

下肢

d

外傷

e

リウマチ

f

リハビリ

g

スポーツ

h

地域医療

i

小児

j

腫瘍

獨協医科大学病院
獨協医科大学越谷病院
獨協医科大学日光医療センター
上都賀総合病院
菅間記念病院
御殿山病院
東埼玉総合病院
えにわ病院
済生会宇都宮病院
座間総合病院
静岡県立静岡がんセンター
② 研修施設のローテーション例

1年目

2年目

3年目

4年目

前半 後半 前半 後半 前半 後半
専攻医1 大学

日光

宇都宮 御殿山 上都賀
専攻医2 大学

上都賀

越谷 菅間 日光
専攻医3 大学

えにわ

静岡 大学 上都賀 菅間
専攻医4 大学 越谷 東埼玉 座間 日光 御殿山
専攻医5 大学 東埼玉 越谷 大学

御殿山

上都賀
専攻医6 大学

上都賀

日光

大学

座間

大学:獨協医科大学病院、越谷:獨協医科大学越谷病院、日光:獨協医科大学日光医療センター、上都賀:上都賀総合病院、菅間:菅間記念病院、御殿山:御殿山病院、東埼玉:東埼玉総合病院、えにわ:えにわ病院、宇都宮:済生会宇都宮病院、座間:座間総合病院、静岡:静岡県立静岡がんセンター

③専攻医別の単位取得例

1年目

2年目

3年目

4年目

前半 後半 前半 後半
専攻医1 a2b2c3d2g1i2

b3c2d6g1

a2f3 a2f3 d1h3
専攻医2 a3b2c2e1f2i1j1

b5d6h1

a3b1c2e2f1g1i1j1 c2g2 d1h3
専攻医3 a2b2c2e1f2g2i1

a3b3c3d3

f1i1j4 a1c2e2g1 b2d2h1 d2h2
専攻医4 a2b1c2d4e2g1 c2i2j2 a2d2f2 a3b3c2f2g2 b3c1e1 a1h3
専攻医5 a3b2c3e1f1g1j1 a2d2f1h1 c3i2j1 b2c2g2 a4f1h1 b2d4h1e2
専攻医6 a2c2e1f3g3i1 b4d5h3 a2b2d2e2i2j2 a2b1c2 a1b1c2

前半: 4~8月 後半: 9~12月

取得単位45単位の内訳
専攻医1 a6,b7,c7,d9,e3,f3,g3,h3,i2,j2
専攻医2 a6,b8,c6,d9,e3,f3,g3,h3,i2,j2
専攻医3 a6,b7,c7,d7,e3,f3,g3,h3,i2,j4
専攻医4 a9,b7,c7,d6,e3,f3,g3,h3,i2,j2
専攻医5 a9,b6,c8,d6,e3,f3,g3,h3,i2,j2
専攻医6 a7,b8,c6,d7,e3,f3,g3,h3,i3,j2

6. 専門研修プログラムを支える体制

①専門研修プログラムの管理運営体制

 基幹施設である獨協医科大学病院においては、指導管理責任者(プログラム統括責任者を兼務)および指導医の協力により、また専門研修連携施設においては指導管理責任者および指導医の協力により専攻医の評価ができる体制を整備します。専門研修プログラムの管理には日本整形外科学会が作成した指導医評価表や専攻医評価表などを用いた双方向の評価システムにより、互いにフィードバックすることによって研修プログラムの改善を行います。

 上記目的達成のために獨協医科大学病院に専門研修プログラムと専攻医を統括的に管理する、整形外科専門研修プログラム管理委員会を置きます。

②基幹施設の役割

基幹施設である獨協医科大学病院は専門研修プログラムを管理し、プログラムに参加する専攻医および連携施設を統括します。

 獨協医科大学病院は研修環境を整備し、専攻医が整形外科の幅広い研修領域を研修でき、研修修了時に修得すべき領域の単位をすべて修得できるような専門研修施設群を形成し、専門研修プログラム管理委員会を中心として、専攻医と連携施設を統括し、専門研修プログラム全体の管理を行います。

③専門研修指導医

 指導医は専門研修認定施設に勤務し、整形外科専門医の資格を 1 回以上更新し、なおかつ日本整形外科学会が開催する指導医講習会を 5 年に 1 回以上受講している整形外科専門医であり、本研修プログラムの指導医は上記の基準を満たした専門医です。

④プログラム管理委員会の役割と権限

1)整形外科研修プログラム管理委員会は、研修プログラムの作成や研修プログラム相互間の調整、専攻医の管理及び専攻医の採用・中断・修了の際の評価等専門医研修の実施の統括管理を行います。

2)整形外科研修プログラム管理委員会は研修の評価及び認定において、必要に応じて指導医から各専攻医の研修進捗状況について情報提供を受けることにより、各専攻医の研修進捗状況を把握、評価し、修了基準に不足している部分についての研修が行えるよう、整形外科専門研修プログラム統括責任者や指導医に指導・助言する等、有効な研修が行われるよう配慮します。

3)研修プログラム管理委員会は、専攻医が研修を継続することが困難であると認める場合には、当該専攻医がそれまでに受けた専門医研修に係る当該専攻医の評価を行い、管理者に対し、当該専攻医の専門医研修を中断することを勧告することができます。

4)研修プログラム管理委員会は、専攻医の研修期間の終了に際し、専門医研修に関する当該専攻医の評価を行い、管理者に対し当該専攻医の評価を報告します。

5)整形外科専門研修プログラム管理委員会の責任者である専門研修プログラム統括責任者が、整形外科専門研修プログラム管理委員会における評価に基づいて、専攻医の最終的な研修終了判定を行います。

6)獨協医科大学病院は連携施設とともに研修施設群を形成します。獨協医科大学病院に置かれたプログラム統括責任者は、総括的評価を行い、修了判定を行います。また、プログラムの改善を行います。

⑤プログラム統括責任者の役割と権限

 プログラム統括責任者は、整形外科領域における十分な診療経験と教育指導能力を有し、以下の整形外科診療および整形外科研究に従事した期間、業績、研究実績を満たした整形外科医とされており、本研修プログラム統括責任者はこの基準を満たしています。

1)整形外科専門研修指導医の基準を満たす整形外科専門医

2) 医学博士号またはピアレビューを受けた英語による筆頭原著論文3編を有する者。

 プログラム統括責任者の役割・権限は以下の通りとします。

1) 専門研修基幹施設である獨協医科大学病院における研修プログラム管理委員会の責任者であり、プログラムの作成、運営、管理を担う。

2) 専門研修プログラムの管理・遂行や専攻医の採用・修了判定につき最終責任を負う。

⑥労働環境・労働安全・勤務条件

 獨協医科大学病院や各研修連携施設の病院規定によりますが、労働環境、労働安全、勤務条件等へ以下に示す配慮をします。

1)研修施設の責任者は専攻医のために適切な労働環境の整備に努めます。

2)研修施設の責任者は専攻医の心身の健康維持に配慮します。

3)過剰な時間外勤務を命じないようにします。

4)施設の給与体系を明示します。

7. 募集人員と応募方法、病院見学の申し込みについて

①専攻医受入れ数:各年次6名、合計24名

 専攻医受入れ数は、獨協医科大学病院および連携施設の受け入れ可能人数を合算したものです。プログラム参加施設の合計の症例数、指導医数、過去の専攻医数から専攻医の受入れ可能人数が規定されます。本プログラムにおける全体の指導医数は47名、年間新患数は33,345名、手術件数8,144件と十分な指導医数・症例数を有しますが、質の高い十分な指導を提供するために1年で6名、4年で24名を受入れ人数とします。

②応募方法

 獨協医科大学臨床研修センターが窓口となり専攻医の募集を行います。下記ホームページの説明に従い、所定の申請書をダウンロードし提出して下さい。

http://www.dokkyomed.ac.jp/hosp-m/bosyu.html

 

③募集期間

10月1日〜11月15日

④問い合わせ先

〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町北小林880

獨協医科大学病院整形外科

担当:稲見 聡 (研修プログラム副統括責任者)

TEL: 0282-87-2161 FAX: 0282-86-5422

e-mail: seikei@dokkyomed.ac.jp

【病院見学の申し込み】

獨協医科大学病院は随時、病院見学を受け付けておりますので、下記のアドレスにご連絡下さい(担当 稲見 聡)。

e-mail: seikei@dokkyomed.ac.jp