スポーツ診療班

スポーツ診療班のご紹介

スポーツ、運動は、生涯において生活の質を維持する大切な手段です。 当科では、どんな年齢層でもスポーツ、運動を維持できることを主眼として治療を 行っております。

整形外科

診療の内容

  • 膝靭帯損傷(膝ががくがくする、はずれそうになる)
  • 半月板損傷(膝がひっかかる、痛みがある)
  • 軟骨損傷(膝の痛み)
  • 変形性膝関節症(立ち上がる際に痛む)
  • 肩関節脱臼(肩がなんども外れる)
  • 腱板損傷(肩の痛み、肩があがらない)
  • 変形性肩関節症(肩の運動時痛)
  • その他膝疾患、肩疾患

主な担当疾患

  • 膝靭帯損傷(前十字靭帯、後十字靭帯、内外側側副靭帯)
  • 反復性膝蓋骨脱臼
  • 半月板損傷
  • 変形性膝関節症
  • 離断性骨軟骨炎
  • 特発性大腿骨内顆骨壊死
  • 反復性肩関節脱臼
  • 腱板損傷
  • 変形性肩関節症
  • 肩関節周囲炎
  • その他

関節鏡下手術

前十字靭帯損傷

前十字靭帯損傷は、急な方向転換、ジャンプの着地、急停止によって起こり、初期は腫れ、痛み、関節内に血液がたまり、そのまま放置すると膝のがくがくする不安定性を生じます。

不安定性が持続したままスポーツ、運動を持続すると膝のクッションである半月板が損傷し、その後軟骨が消失する変形性膝関節症に移行します。

当科では年齢、活動性に応じて治療を保存療法や手術療法を選択しています。

手術療法の際は、移植腱を使用した関節鏡下前十字靭帯再建術を行い、スポーツ復帰、運動復帰までサポートいたします。

靭帯断裂部

靭帯断裂部

靭帯再建後

靭帯再建後

半月板損傷

半月板損傷は、膝を曲げたままひねることによって生じます。半月板損傷が起こると膝がロックすることやひっかかり症状や疼痛が生じます。治療として、保存療法を行いますが、症状改善なければ、手術療法を行います。年齢や活動性などによりますが、当科としては、関節鏡下半月板縫合術や関節鏡下半月板切除術を行っております。

半月板断裂

半月板断裂

縫合後

縫合後

反復性肩関節脱臼

肩関節脱臼は、スポーツ外傷の代表的な疾患です。一般的には保存療法で治療を行いますが、その後も脱臼の再発や不安定性が残る場合は手術療法を行います。手術はスポーツの種類、活動性にもよりますが、一般的には関節鏡下関節唇修復術を行います。

手術創が小さく、筋力低下を最小限にします。

修復前

修復前

修復後

修復後

骨切り手術

脛骨高位骨切り術

特発性大腿骨骨壊死や変形性膝関節症の軟骨病変があり、スポーツ活動を維持したい方に行っております。人工関節置換術とは違い、自分の関節を温存するので活動制限なく生活できます。

術前

術前

術後

術後

術前膝

術前膝

術後膝

術後膝